古事記神話「古事記物語」

[童話]古事記神話「古事記物語」


大国主命  稲羽のしろうさぎ 1


大国主命(おおくにぬしのみこと)には、八十神と
いって、おおぜいの兄弟がいました。
大国主命は、天之冬布(あめのふゆきぬ)と刺国
若比売(さしくにわかひめ)の末っ子でした。


大国主命には、他に四つの名前があります。
大穴牟遅神(おおあなむぢのかみ)・葦原色許男
神(あしはらしこおのかみ)・八十矛神(やちほこの
かみ)・宇都志国玉神(うつしくにたまのかみ)とも
よばれています。


ある日。
八十神たちは、稲羽(いなば)の国に、八上比売
(やかみひめ)という美しい女性がいると聞き、求
婚するため稲羽の国へでかけました。
「わしらの荷物を持って、後からついてこい」
八十神たちは、大国主命に命じました。


         つづく



古事記」は、どのようにして編集されたのか?


古事記神話「古事記物語」を書いた数年後、
斎木雲州著「古事記の編集室」を読みました。

http://oomoto.net/sub3-b.html


著者の「斎木雲州」さんについては、この本を。

http://oomoto.net/sub3-c.html