[童話]古事記神話「古事記物語」
大国主命は、木国の大屋毘古神(おおやびこのか
み)を訪ね、地底の国・根之堅州国(ねのかたすく
に)へ行く道を教えてもらいました。
やっと根之堅州国へ着きました。
「須佐之男命さまのお宅でしょうか」
「はい、そうですが」
出てきたのは、須佐之男命の娘・須勢理比売(す
せりひめ)でした。
「なんてかわいい人だろう」
「あら、すてきなかた」
お互いに一目ぼれ。初めて会ったのに、いつかど
こかで会ったことがあるような、とてもなつかしい気
がしたのです。
つづく
「古事記」は、どのようにして編集されたのか?
古事記神話「古事記物語」を書いた数年後、
斎木雲州著「古事記の編集室」を読みました。
著者の「斎木雲州」さんについては、この本を。