[童話]古事記神話「古事記物語」
それをみた命は、
「ほほう、むかでを一匹ずつかみつぶしているの
だな。かわいいやつじゃ」と思いました。
命はすっかり安心して、大きないびきをかき寝て
しまいました。
大国主命は、ぐずぐずしていると、この先どんな
ひどいめにあうかわからないと思いました。
命の長い髪をいく束にも分け、四方のたる木へ
しばりつけました。
その後、五百人でも動かすことができない大きな
岩を戸口に立てかけ、中からでられないようにし
ました。
つづく
「古事記」は、どのようにして編集されたのか?
古事記神話「古事記物語」を書いた数年後、
斎木雲州著「古事記の編集室」を読みました。
著者の「斎木雲州」さんについては、この本を。