[童話]古事記神話「古事記物語」
沼河比売 6
続いて、牛に乗った大国主命が飛んだ所は、別所
の少し先。・・・ということで、大国主命の勝ち。
ところが・・・。
「もう一度、勝負を」と、根知彦。
二回目の勝負が行われました。
根知彦が神馬に乗り、大きなかけ声とともに飛んだ
瞬間、どこからか「おー」という神様の声。
すると、ぴかっと稲光が。
根知彦と馬は、その稲光に当たり、飛んでいる姿の
まま石になって落ちてしまいました。
根知彦に勝った大国主命は、早速沼河比売(ぬな
かわひめ)のやしきへ行き、求婚の歌を詠みました。
つづく
「古事記」は、どのようにして編集されたのか?
古事記神話「古事記物語」を書いた数年後、
斎木雲州著「古事記の編集室」を読みました。
著者の「斎木雲州」さんについては、この本を。