古事記神話「古事記物語」

[童話]古事記神話「古事記物語」


国譲り 2


「下界の葦原中国は、私の弟や後を継いだ大国主
命が治めている国。あの国は、あなたが治めるべき
国なのですよ。すぐに下界へ降りて行き、あの国を
治めなさい」と。
天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)は、天照
大御神の命を受け、下界へ降りていきました。


天の浮橋の上から下界をみると、力の強い神たち
があばれまわり、大騒ぎをしています。
その様子をみた天忍穂耳命は、高天原へもどり天
照大御神に報告しました。
葦原中国は、荒ぶる神がおおぜいいて、物騒な
国。 私には、あの神たちを説得することはできま
せん」


         つづく



古事記」は、どのようにして編集されたのか?


古事記神話「古事記物語」を書いた数年後、
斎木雲州著「古事記の編集室」を読みました。

http://oomoto.net/sub3-b.html


著者の「斎木雲州」さんについては、この本を。

http://oomoto.net/sub3-c.html