古事記神話「古事記物語」

[童話]古事記神話「古事記物語」


海彦山彦 1 


木花之咲夜比売(このはなのさくやひめ)が、火の
中でうんだ三人のこどもたちは、りっぱな若者にな
りました。
兄の火照命(ほでりのみこと)は、海彦。
弟の火遠理命(ほをりのみこと)は、山彦とよばれて
います。


海彦は毎日海へ行き、鯛やひらめなどの魚をとっ
て帰ります。
「今日は、大きな鯛がつれたぞ。どうだ、みごとな鯛
だろ」
そういって、山彦に自慢します。
一方、山彦は山へ行き、猟をしています。
きじ・鹿・いのしし・うさぎなどの、獣をとることが上手
でした。
        

         つづく



古事記」は、どのようにして編集されたのか?


古事記神話「古事記物語」を書いた数年後、
斎木雲州著「古事記の編集室」を読みました。

http://oomoto.net/sub3-b.html


著者の「斎木雲州」さんについては、この本を。

http://oomoto.net/sub3-c.html