2021-02-22から1日間の記事一覧

火とぼし山

[童話]火とぼし山 第七章 新しい出発 13 「明神さま。きよは、だいじょうぶでしょうか」 手長が心配して聞きました。 「だいじょうぶじゃ。三日もすれば、意識がもどるだ ろう」 「意識がもどれば、おぼれた時のことを思い出すの でしょうか」 「さあ、そ…