2022-02-19 大国主命 童話 [童話]大国主命 国譲り 4 相談の結果、つかわされたのが、天菩比神 (あめのほひのかみ)。 「そちが治めている葦原中国は、天照大御 神の御子が治めるべき国である。この国を 御子に譲っていただきたい」 「わしは、義父の須佐之男命が治めていた 国を引き継ぎ、何十年もの長い年月をかけ て、人々とともに豊かな暮らしやすい国を つくってきた。その国を、なぜ天照大御神 の御子に譲らなくてはならないのだ。誰が 何といおうと、この国は譲れない」 大国主命は、きっぱりいいました。 つづく