[童話]火とぼし山 第一章 次郎、西の村へ 2 「次郎さん。諏訪湖の西といったら、何を思い出す?」 「守屋山かな」 「私も」 「何年か前、福寿草をみに、守屋山へ行ったことがあ ったね」 「おぼえている。あれは、七年前の春。私が十才、次 郎さんが十五才…
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