[童話]火とぼし山 第三章 湖の上を歩く娘 2 「娘か。こんな寒い夜、あの娘はどこへ行くのだろう」 娘のことが気になった明神さまは、そっと娘の後をつ けました。 「みしっ」 「ばりっばりっ」 「ぱり」 娘が歩くたびに、氷の割れる音がします。 「あぶない…
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