[童話]火とぼし山 第三章 湖の上を歩く娘 3 無事に湖をわたりおえた娘は、裏山に向かって歩 き始めました。 娘は、急な坂道をどんどん登って行きます。 「なんて足のはやい娘だろう」 明神さまは、小声でつぶやきました。 「次郎さん、こんばんは」 「きよ…
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