[童話]火とぼし山 第三章 湖の上を歩く娘 6 「湖の氷は、まだ薄い。娘が湖に落ちたら大変だと 思って、そっと後をつけたのじゃ。娘は、青年に会 うために、山の中へ入っていった。うらやましいくら い仲のいいカップルだったよ」 明神さまは、奥さんに娘の…
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