[童話]火とぼし山 第五章 次郎の見合い 2 きよは、次郎の笑顔を思いうかべながら、湖のまわり を足早に歩いて行きました。 一カ月ぶりに会えると思うと、何時間もかかる遠い道 のりも、暗い夜道も、少しも苦になりませんでした。 何時間もかけ、やっと次郎の…
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