[童話]火とぼし山 第六章 湖を泳ぐ娘 7 そして、「きよちゃんは、おらがともす火を目印に、こ こへたどりついているのだな」と、次郎は思いました。 「次郎さん、魚よ」 「魚?」 「泳いでいる途中、つかまえたの。後で焼いて食べ よう」 きよは、次郎に魚…
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