2021-02-23から1日間の記事一覧

火とぼし山

[童話]火とぼし山 第七章 新しい出発 14 きよは、意識がもどらないまま、眠り続けました。 きよ。おまえは、次郎ひとすじじゃったのぅ。 結婚する前のおなごが、たった一人の男性を、十数 年も思い続けるなんてすごい。 普通のおなごは、「あの人が好き」…