[童話]火とぼし山 第七章 新しい出発 16 「私の名前は、きよというのですか」 「そうじゃ」 きよは、自分の名前がわからないようでした。 「ここは、どこ」 「わしのやしきじゃ。わしは、諏訪の神・明神じゃ」 「明神さまのやしき? 私は、なぜここにいる…
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