2021-02-27から1日間の記事一覧

火とぼし山

[童話]火とぼし山 第七章 新しい出発 18 きよの両親も、記憶のない娘と暮らすのはつらいだ ろう。 いろいろ考えた末、明神さまは、静岡の知り合いに きよを預けようと思いました。 その夜。 「手長、足長。明神じゃ。用事があるので、すぐきて ほしい」 「…