[童話]赤い夕顔の花 赤い夕顔の花 40 「お母さま」 「長五郎。だいじょうぶですよ」 お万は、長五郎をぎゅっとだきしめました。 長五郎は、ぶるぶるふるえています。 「こわかったのね。かわいそうに」 お万は、長五郎を再びしっかりだきしめました。 茂み…
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