[童話]海彦山彦 海彦山彦 7 「そうか。そんなことで悩んでいたのか。わしにいい考 えがある」 「ほんとうですか」 塩椎神は、細かく編んだ竹の籠で、舟を作ってくれま した。 「さあ、この舟に乗りなさい。わしが舟を押すから、しば らくそのまままっすぐ…
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