2021-11-15 虹の橋の上で 童話 [童話]虹の橋の上で 虹の橋の上で 7 「よかったね、まーちゃん。その調子で、ゆっくりゆっ くり歩いてごらん」 おばさんの声にはげまされ、おそるおそる三歩ほど 歩きました。 気がつくと、まーちゃんは、虹の橋の上を、とことこ 歩いていました。 「まーちゃん、こっちよ」 遠くで、おばさんが手をふっています。 まーちゃんは、おばさんの方にむかって、どんどん 歩いていきました。 「かなおばちゃーん」 まーちゃんは、おばさんの胸の中にとびこみました。 つづく