2022-01-16 大国主命 童話 [童話]大国主命 大国主命の試練 9 穴の中へ入り、身をかがめ隠れていると、近くまで 燃えてきた火が穴の上を通り、向こうへ遠のいてい きました。 大国主命がほっとしていると、さっきのねずみが口 に矢をくわえ持ってきました。 羽の部分は、子ねずみたちがかじってなくなってい ましたが、本体だけは無傷でした。 須勢理比売は、大国主命が焼け死んでしまったと 思い、嘆き悲しみました。 野原の火が消えると、とむらいの道具を持って大国 主命のなきがらを探して歩きました。 つづく