[童話]女神さまからのおくりもの
清太、山の中の湖へ 13
「ばたっ」
気がつくと、清太は穴に落ちていました。
片足が穴にはまっています。
耳をすますと、足音はもう聞こえません。
「ああ、こわかった」
清太は、大きなため息をつきました。
穴から足をぬこうとした時、いいにおいがしてき
ました。
「何のにおいだろう」
清太は、あたりをみまわしました。
すると、みたことのない赤い木の実が目に入りま
した。
清太は、赤い木の実の方へ歩いていきました。
みるからにうまそうな木の実でした。
つづく
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