女神さまからのおくりもの

[童話]女神さまからのおくりもの

 

女神さまからのおくりもの 20


「きよ。清太の元気な姿を見ることができて、よ
かったね。さみしくなったら、いつでもこの湖へ
きなさい」
女神さまのやさしい声が聞こえてきました。
「女神さま。清太さんの元気な姿を見せていた
だきありがとうございました。家に帰り、自分の
使命をはたすようにします」
きよは、女神さまにお礼をいいました。

 
「清太さーん。さようなら。私のこと、忘れないで
ねー」
そうさけんだ時、真っ赤に紅葉した楓の葉が、一
枚湖に落ちました。
楓の葉は、湖の中へ消えていきました。

 
           つづく


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