[童話]女神さまからのおくりもの
清太、山の中の湖へ 11
でも・・・おらは、きよちゃんのことを忘れることが
できない。
いろいろな思いが、頭の中をよぎりました。
ふと、向こう岸をみると、きよにそっくりな女の人
が立っています。
「きよちゃんだ。きよちゃん、いつここへきたの」
「早くこっちへおいでー」
女の人は、さかんに手をふっています。
「きよちゃーん。今行くからねー。待っていてね」
そうさけぶと、清太は、湖の中へ入っていきました。
その時です。
「ぐいっ」と、後から肩をつかまれました。
びっくりするほど強い力でした。
つづく
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