2022-01-29 大国主命 童話 [童話]大国主命 沼河比売(ぬなかわひめ) 2 沼河比売が持っているカワセミの羽のような美しい勾 玉は、そのころの人々のあこがれの宝石だったのです。 その頃。 大国主命は、出雲のまわりの国を平定し、人々が暮ら しやすい国をつくっていきました。 沼河比売のうわさを聞いた大国主命は、越の国を平定 し、翡翠の権利と美しい沼河比売を妃にしようと、越の 国へむけて出発しました。 能登半島についた大国主命は、まず邑知(おおち)平 野の開拓を始めました。 つづく