大国主命

[童話]大国主命


      沼河比売(ぬなかわひめ) 7


続いて、牛に乗った大国主命が飛んだ所は、別
所の少し先。
・・・ということで、大国主命の勝ち。
ところが・・・。
「もう一度、勝負を」と、根知彦。


二回目の勝負が行われました。
根知彦が神馬に乗り、大きなかけ声とともに飛
んだ瞬間、どこからか「おー」という神様の声。
すると、ぴかっと稲光が。
根知彦と馬は、その稲光に当たり、飛んでいる
姿のまま石になって落ちてしまいました。


           つづく