天照大御神と須佐之男命 

[童話]天照大御神須佐之男


    天照大御神須佐之男命 10


そして、足をとんとんと踏み鳴らしながら、楽しそう
におどり始めました。
しばらくすると、天宇受売命は、乳・腹・ももをまる
だしにして、くるったようにおどりだしました。


その様子をみた神たちが、わぁーと大声で笑いました。
その上、たくさんの長鳴鳥が「コケコッコー」と鳴く
ので、高天原は大騒ぎになりました。
そのさわぎを聞いた天照大御神は、「何をさわいでい
るのだろう」と、岩屋の戸を少し開けました。               


            つづく