天照大御神と須佐之男命 

[童話]天照大御神須佐之男


    天照大御神須佐之男命 14


その様子をみていた須佐之男命は、「おまえの口や鼻か
らだした物をくえるか」と怒り、大宜都比売神(おおげ
つひめのかみ)を切り殺してしまいました。


大宜都比売神の頭からは蚕が、二つの眼から稲の種子が、
二つの耳から粟が、鼻から小豆が、女陰から麦が、尻か
ら大豆がなりました。


神産巣日神(かむむすひのかみ)は、須佐之男命にそれ
らの種をとらせました。


            おわり