[童話]ふしぎな鈴
ふしぎな鈴 20
小桜姫とふしぎな鈴 18
「かな、この鈴を大切にするのだよ」
長いひげの人は、その少女を“かな”とよんで
います。
「私はかなという少女に生まれ変わるのかも
しれない」
姫は、なぜかそう思いました。
「数百年後、山深い町に、かなという名前の
女の子が生まれるので、二つの鈴を、その少
女に渡していただきたい」
ぼだい寺の和尚に、姫はそうお願いしました。
つづく
「ふしぎな鈴」は、
みほようこ三冊目の童話「ふしぎな鈴」
に収録されています。
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