[童話]ふしぎな鈴
ふしぎな鈴 21
小桜姫とふしぎな鈴 19
大切な鈴をあずけ安心したのか、姫はしばらく
して静かになくなりました。
「心のやさしいおくがたさまだったのに、なん
でこんなに早くなくなってしまったのだろう」
藩の人々は、なげき悲しみました。
「そういえば、おくがたさまはいつも花や小鳥
と楽しそうにお話をしておられたが、おくがた
さまは花や小鳥のことばがわかったのだろうか」
何も知らない藩の人々は、そういってふしぎが
りました。
つづく
「ふしぎな鈴」は、
みほようこ三冊目の童話「ふしぎな鈴」
に収録されています。
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