女神さまからのおくりもの

[童話]女神さまからのおくりもの

 

女神さまからのおくりもの 5


きよがちょうにみとれていると、どこからかやさしい
声が聞こえてきました。
「私は、八ヶ岳に住んでいる女神です。きよ、白駒
を大切に育ててくれてありがとう。白駒は、私のお
つかいをしている馬です。昼間はあなたの家で暮
らし、夜は私の所へ帰ってきていました」


「白駒は、女神さまの馬だったのですね。 白駒が、
夜どこかへでかけていることは、先日清太さんから
聞きました」
「そうですか。清太は、八年位前から、白駒が夜ど
こかへでかけていることに気づいていました。でも、
そのことを、あなたにもいえずにいたのですね」
きよは、白駒が女神さまの馬だと知り驚きました。

 
           つづく


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