[童話]女神さまからのおくりもの
女神さまからのおくりもの 7
「私は、なくなった母が大好きでした。祈りの大切
さを教えてくれたのは、母です。朝は、『一族の人
たちが、やしきで働いている人たちが、一日無事
に暮らせますように』と祈り、夜には『今日一日、
みんなを守っていただきありがとうございました』
と、お礼をいっていました。そんな母の姿をみて、
私は大きくなりました」
「あなたが七才になった時、あなたの家へ白駒を
送ろうと思いました。どんな娘に育っているか、心
配だったからです」
「湖のほとりに白駒をおいたのは、女神さまですか」
つづく
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