古事記神話「古事記物語」

[童話]古事記神話「古事記物語」


天照大御神須佐之男命 7
 

その様子をみた天照大御神はこわくなり、天の岩屋
の戸を開け、中に閉じこもってしまいました。
太陽の神である天照大御神が岩屋に隠れてしまっ
たので、高天原葦原中国も真っ暗になってしまい
ました。
真っ暗な夜が、何ヶ月も続きました。
「いつまで、真っ暗な夜が続くのだ」
大勢の神がさわぎだし、各地でいろいろな災いが
おこるようになりました。



高天原にいるすべての神が、天の安の河原に集ま
り、どうしたら天照大御神が岩屋から出てきてくれる
か、みんなで相談しました。 
高御産巣日神(たかみむすひのかみ)の子で、一
番かしこい神といわれている思金神(おもいかねの
かみ)が、いいことを考えつきました。


         つづく



古事記」は、どのようにして編集されたのか?


古事記神話「古事記物語」を書いた数年後、
斎木雲州著「古事記の編集室」を読みました。

http://oomoto.net/sub3-b.html


著者の「斎木雲州」さんについては、この本を。

http://oomoto.net/sub3-c.html