2020-09-16 竹取物語 童話 [童話]竹取物語 くらもちの皇子と蓬莱の玉の枝 11 その川には、いろいろな色の玉で作った橋がかか っていました。 橋の近くには、光輝く木が数えきれないほど立って います。 ここへ持ってきた木の枝は、その中ではあまり美し いと思えないものでしたが、かぐや姫が希望した通 りの物でないとだめだと思い、この木の枝を折って きました。 少しでも早く帰って、かぐや姫にこの枝をみてほし いと思いました。 船にのると、追い風が吹き、四百余日で帰ってくる ことができました。 仏さまが守ってくれたのでしょう。 つづく