2020-11-29 竹取物語 童話 [童話]竹取物語 帝、不死の薬を高い山で焼く 1 かぐや姫が、月に帰ってしまった後、おじいさんとお ばあさんは、毎日泣いています。 二人がどんなに泣いても、かぐや姫が月から帰って くるわけではありません。 二人のことを心配した人たちは、かぐや姫が残した 手紙を読んで聞かせました。 すると、おじいさんが、「これから何をするために、命 を大切にしなくてはならないのだ。誰のために、命を 大切にするのだ」といって、薬も飲みません。 おじいさんは体が弱ってしまい、ずっと寝室で横にな っています。 つづく