2021-11-27 海彦山彦 童話 [童話]海彦山彦 海彦山彦 1 木花之佐久夜比売(このはなのさくやひめ)が、火の 中でうんだ三人のこどもたちは、りっぱな若者になり ました。 兄の火照命(ほでりのみこと)は海彦、弟の火遠理命 (ほをりのみこと)は山彦とよばれています。 海彦は毎日海へ行き、鯛やひらめなどの魚をとって 帰ります。 「今日は、大きな鯛がつれたぞ。どうだ、みごとな鯛 だろ」 そういって、山彦に自慢します。 一方、山彦は山へ行き、猟をしています。 きじ・鹿・いのしし・うさぎなどの、獣をとることが上手 でした。 つづく