2022-02-10 大国主命 童話 [童話]大国主命 沼河比売(ぬなかわひめ) 14 大国主命は家来に命じ、沼河比売が寝ている間に船 にのせ、七尾港へ運ばせました。 翌朝、目をさました沼河比売は驚きました。 「なぜ船の上にいるのだろう」と。 沼河比売は、船から脱出する機会をじっと待ちました。 一週間後の夜。 沼河比売に仕えていた人たちが、小さな舟で助けにき ました。 沼河比売は、その舟にのり、故郷の越をめざし逃げま した。 「沼河比売を連れもどしてこい」 大国主命は、家来たちに命じました。 家来たちは、沼河比売たちの後を追ってきます。 つづく