2022-03-30 天照大御神と須佐之男命 童話 [童話]天照大御神と須佐之男命 天照大御神と須佐之男命 2 そして、左右の髪には髪飾りを、両方の腕には勾玉が たくさんついた八尺(やひろ)の玉飾りを、鎧の背に は千本入れの矢入れを、鎧の胸には五百本入れの矢入 れをつけました。 その後、右手に弓を持つと、弓をつきたて、足が埋ま るほど大地を強くふみならしました。 すると、あたり一面に、庭の土が粉雪のように飛び散 りました。 戦う準備ができた天照大御神は、須佐之男命がやって くるのを待ちました。 つづく