[童話]ふしぎな鈴
ふしぎな鈴 63
ふしぎなリュック 3
古杉先生は、このごろ前世について考えることが
多くなっていました。
先生は、春休みに三浦半島へ旅行に行きました。
油壷を訪れた時、とてもなつかしい気がしました。
「初めてきた場所なのに、なぜなつかしい気がす
るのだろう」
先生はふしぎに思いました。
「かなはなんて清らかな目をしているのだろう。
こんな目をした人と、いつかどこかであったこと
があるような気がする。どこであったのだろうか」
先生は、かなのことが気になってしかたがありま
せん。
つづく
「ふしぎな鈴」は、
みほようこ三冊目の童話「ふしぎな鈴」
に収録されています。
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