[童話]女神さまからのおくりもの
諏訪からきた少年 8
十二才の清太にとって、何頭もの馬の世話をす
ることは、辛い仕事でした。
馬にえさをやったり、馬小屋の掃除をしたり、
馬の体をふいたり。
時には、小川へつれて行き、馬の体を洗います。
清太は、朝から晩まで、休むひまもなく働きま
した。
そんな清太を、吉衛門はわが子のようにかわい
がっています。
清太は、吉衛門のお使いもします。
吉衛門のおともで馬を走らせ、遠くの村へ出か
けることもありました。
つづく
諏訪からきた少年 8
十二才の清太にとって、何頭もの馬の世話をす
ることは、辛い仕事でした。
馬にえさをやったり、馬小屋の掃除をしたり、
馬の体をふいたり。
時には、小川へつれて行き、馬の体を洗います。
清太は、朝から晩まで、休むひまもなく働きま
した。
そんな清太を、吉衛門はわが子のようにかわい
がっています。
清太は、吉衛門のお使いもします。
吉衛門のおともで馬を走らせ、遠くの村へ出か
けることもありました。
つづく