[童話]古事記神話「古事記物語」
二度の試練を無事にきりぬけた大国主命をみて、
「しぶといやつじゃ。よーし、今度こそみておれ」と、
命は次の計画を立てました。
命は、草がぼうぼう茂っている広い野原へ、大国
主命をつれていきました。
命は、かぶら矢をかまえると、「えいっ」と矢を射ま
した。
その矢は、矢の先にかぶら状のふくらみがあり、
中が空洞になっています。
矢を射ると、びっくりするような大きな音がしました。
「今飛んでいった矢を拾ってこい」
命は、大国主命に命じました。
つづく
「古事記」は、どのようにして編集されたのか?
古事記神話「古事記物語」を書いた数年後、
斎木雲州著「古事記の編集室」を読みました。
著者の「斎木雲州」さんについては、この本を。