古事記神話「古事記物語」

[童話]古事記神話「古事記物語」


海彦山彦 7


「そうか。そんなことで悩んでいたのか。わしにいい
考えがある」
「ほんとうですか」
塩椎神は、細かく編んだ竹の籠で、舟を作ってくれ
ました。


「さあ、この舟に乗りなさい。わしが舟を押すから、し
ばらくそのまままっすぐに行きなさい。 そうすれば、
よい潮の道がある。その道にそって行けば、魚の鱗
のように並んだ大きな宮殿がある。
それが、綿津見神の宮殿じゃ」

        
         つづく



古事記」は、どのようにして編集されたのか?


古事記神話「古事記物語」を書いた数年後、
斎木雲州著「古事記の編集室」を読みました。

http://oomoto.net/sub3-b.html


著者の「斎木雲州」さんについては、この本を。

http://oomoto.net/sub3-c.html