2020-09-21 竹取物語 童話 [童話]竹取物語 くらもちの皇子と蓬莱の玉の枝 16 一方、おじいさんは、あれほど皇子と意気投合した のに、だまされていたのかと思うときまりが悪く、しょ んぼりして座っています。 皇子は、立ったり座ったりして落ち着きません。 日が暮れてから、皇子はこっそり家へ帰っていきま した。 かぐや姫は、訴えた金工たちをよんで、たくさんの 褒美を与えました。 金工たちは、「期待したとおりだった」といい喜んで 帰りました。 ところが・・・。 その帰り道、皇子は、金工たちを血が流れるまでた たいたのです。 つづく