2020-11-08 竹取物語 童話 [童話]竹取物語 帝のお召しに応じないかぐや姫 13 「姫さま。月をみるのは、不吉です。二度と月をみて はいけません」 姫に仕えている人がとめるのですが、姫は月をみて、 はげしく泣くようになりました。 七月十五日の夜。 かぐや姫は縁側に出て座り、月をみながら、物思い にふけっています。 「姫さまは、月をみて、何か心を動かされているよう です。ただごとではありません。何か悩み事がある のでは・・・。気をつけて、姫さまのことをみてあげて ください」 姫に仕えている人が、おじいさんにお願いしました。 つづく