2020-11-26 竹取物語 童話 [童話]竹取物語 帝、かぐや姫の昇天を確かめる 13 「ちょっと待ってください。天の羽衣を着ると、心が 変わってしまいます。ひとこといっておかなくては ならないことがあります」 「姫、早くしなさい」といって、天人たちがいらいら して待っています。 姫は、帝に手紙を書きました。 「このように、おおぜいの兵士を、派遣していただ きありがとうございました。みんなで、月からの迎え をとめていただきましたが、月から迎えがきて、これ から月に帰ります。くやしくそして悲しいです。 つづく