2021-11-01 星のメール 童話 [童話]星のメール 星のメール 4 「ぼくは目がみえません」 少女は、少年がそういわなかったならば、少年が目 が不自由だということを知らずにいたかもしれません。 それ位、少年の動作は自然でした。 少女は、この春、小学校へ入学したばかりでした。 だから、ひらがなと、少しの漢字しか書けません。 少女は、少年に手紙を書こうと思いました。 しかし・・・普通の文字を書いても、目の不自由な少 年には、少女が書いた手紙は読めません。 つづく