2022-01-09 大国主命 童話 [童話]大国主命 大国主命の試練 2 「お父さま。玄関に、美しい青年が訪ねてきています」 「何、美しい青年だと」 命は玄関へ行き、大国主命をじろりと観察しました。 玄関に立っていたのは、清らかな瞳をした好青年で した。 「大国主命でございます」 「おまえが、大国主命か。母は元気かな」 「はい」 「おまえに会うのは、初めてじゃのう」 すると、須勢理比売が「お父さま。このかたのこと、ず っと前から知っているような気がするの」といいました。 つづく