2022-02-06 大国主命 童話 [童話]大国主命 沼河比売(ぬなかわひめ) 10 緑の山に日が沈むと、真っ暗な夜がやってきます。 夜になったら、朝日のようにやってきて、白い腕で私を やさしく抱いてください。 そして、私の手をしっかりにぎってください。 玉のような私の手を枕にして、足をのばしゆっくり休ん でいただきましょう。 だから、むやみにこいこがれますな。 八千矛神へ。 二人は、その夜は会いませんでした。 次の日の夜。 二人は会い、結婚しました。 つづく