2020-09-05 竹取物語 童話 [童話]竹取物語 石作の皇子と仏の御石の鉢 3 皇子は、鉢を門口になげ捨て、それでもへこたれず に、かぐや姫に返歌を詠みました。 白山にあへば光の失するかとはちを捨てても頼まるるかな かぐや姫はあきれてしまい、返歌はしませんでした。 皇子は、弁解をしながら帰って行きました。 偽の鉢を捨ててからも、あつかましくも「頼まるるかな」 といった石作の皇子のことばが元になり、あつかまし いことを「はじをする」というようになりました。 つづく