2020-10-10 竹取物語 童話 [童話]竹取物語 大伴御行大納言と龍の頸の玉 7 その上、雷もごろごろとなりだし、ぴかっと稲光も。 「今まで、こんな苦しい目にあったことは一度もない。 どうなってしまうのか」 すると、船頭が。 「長い間、このあたりを船で通っているが、こんない やな目にあったことは一度もない。船が沈まなけれ ば、雷が落ちるだろう。神様の助けがあれば、南の 海に漂着できると思うが。あなたを船に乗せたばか りに、こんなことになってしまうなんて・・・」 船頭は、泣きだしました。 つづく